|
●研究グループ紹介
鉱物科学研究グループ(旧地学第二研究室)は、鉱物の研究を行っています。 鉱物は、地球、惑星などを構成するあらゆる結晶質固体の最小単位ですが、特に当研究グループでは地殻構成物中の鉱物を研究対象にしています。
鉱物の研究には、いろいろなアプローチの仕方があります。 一つは、自然史科学の面からの研究で、鉱物の産出状態や分布の野外調査活動などを主にしたものがあります。 もう一つは、鉱物の物性を明らかにする結晶構造解析や化学分析など室内実験を主にしたものがあります。 また、採集、寄贈資料の整理、保管もおこなっています。
研究対象は、特に分類群や産出地域にこだわらず、地殻構成物中の鉱物を適宜選択し、地球科学の基礎的なデータを求めるとともに、合成物との比較から生成条件などの検討もめざしています。最近では、レアメタルやレア・アースを主成分とする鉱物、熱水による変質で形成された鉱物、粘土鉱物などを主な対象としています。
2名のスタッフや国内外の研究者、鉱物同好者によって採集された資料は、実験によって鉱物種を確定した後、資料庫に保管されます。 これらのうちいくつかは学術論文や展示として多くの人の目に触れるように努力しています。 最近、寄贈された桜井標本(故桜井欽一博士の膨大な鉱物コレクション)は、日本産鉱物を代表する貴重なもので、専用の資料庫に保管されています。 そのうち一部は展示に利用していますが、今後もおおいに利用する計画を持っています。
また、国際鉱物学連合(International Mineralogical Association)に所属する新鉱物鉱物名委員会(Commision on New Minerals and Mineral Names)の日本における基地として、主に新鉱物の認定などの活動も行なっています。
●研究者紹介
当研究グループは、松原聰部長、宮脇律郎研究主幹の2名によって構成されています。
・松原聰
・宮脇律郎
|